スイスの電子メール企業、ビットコイン(BTC)を未だ売却せず

スイスの電子メール企業、ビットコイン(BTC)を未だ売却せず

スイス連邦で運営されるオープンソースの電子メールサービス「ProtonMail」が、決済で利用されたビットコインを現金化せずに、今も保有していることを明らかにした。

同社は、2017年8月よりビットコインを決済手段として採用。18年7月には資金調達方法としてVCではなく、ICOを検討するなど、仮想通貨に好意的な企業として知られる。

自社のメールサービスも暗号化されたサービスを用いており、セキュリティとプライバシーを重要視した事業を展開している。

今回、通貨の保有を告知したツイッターでは、決済手段としてビットコインを採用したことは、Paypalのアカウントが停止された際に大きく役立ったとコメント。非中央集権としての利点を強調した。

直近では、世界最大規模のアダルトサイト「Pornhub」も、PayPalの決済手段が停止。専属モデルやパフォーマーへの支払い手段を模索しており、採用する仮想通貨Verge以外に、複数の仮想通貨を採用する可能性を述べている。

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