仮想通貨ビットコインの「Cash App」がTikTokで広告を展開 若者への普及が狙いか

送金アプリ「Cash App」がTikTokで広告を展開

ツイッターCEOドーシーが運営する決済企業スクエア社は昨年12月より人気SNS、TikTok上でインフルエンサーマーケティングを開始した。Business insiderなどが報じている。

自社の送金アプリ「Cash App」を宣伝することが目的で、Cash Appではビットコインを購入・送金することが可能で、記事執筆時点でアップストアの金融カテゴリで2位の位置につけ、30万以上の評価が付けられている。

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そしてスクエアを率いるドーシーは、以前よりビットコインの支持者として知られている。また、スクエア社の仮想通貨部門は1月に、ビットコインに関連した初めてのプロダクト「Lightning Development Kit(LDK)」を発表した。今も様々な関連開発に取り組んでいるという。

若年層へのビットコインの普及なるか

若者が利用者の大半を占めるTikTokにてプロモーションを展開することで、ビットコインの若年層への普及が期待される。

ドーシーは以前にもSNS上の著名インフルエンサーを起用し、アプリCash Appをテーマとした曲、「Cash App」を制作した。

同曲はTikTok上でミーム(meme、ネットで流行ったネタ)として人気になり、道の真ん中で突如紙幣をばらまき始めるパフォーマンスをするなど、この曲に合わせて動画を投稿する人が続出した。

数々のトリック動画を投稿することで、日本でも有名になったザック・キング氏なども同曲を使った動画を投稿している。

いずれにせよ、Twitterの創業者であり、今なお知名度の高いドーシーの活動を見逃すことはできない。

昨年11月、ドーシーは2020年、アフリカでのビットコイン普及に期待を寄せる発言を行い、2020年中頃に3-6か月ほどの間、アフリカに居住する計画を公表した。

東南アジアと同様に銀行口座を持たない人も多くいるアフリカ大陸において、ドーシーがどのようなビットコイン関連プロジェクトを立ち上げ、普及活動するのだろうか、注目が集まる。

参考:Business Insider

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