テゾス財団が資産を公開
仮想通貨テゾス(XTZ)の開発を支えるテゾス財団が、1月末時点で6億3500万ドル(約706億円)の資産を保有していることが分かった。
公式発表によると、資産の内訳は約47%がビットコイン(BTC)で、XTZが23%。16%が債券、上場投資信託(ETF)、コモディティ(商品)といった金融資産。昨年7月時点での資産は6億5200万ドル(約725億円)、BTCの割合は61%だった。
2017年のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)では、2億3200万ドル(約258億円)相当をBTCとイーサリアム(ETH)で調達したが、現在ETHは「その他6%」の一部となっている。
またテゾス財団がテゾスの開発を行うプロジェクトに支給している助成金の額は、2019年8月以降合計3760万ドル(約41億9000万円)で、78の新しいプロジェクトに支給した。
財団責任者によると、ここ数カ月で開発者のコミュニティが拡大しているという。「2019年は新たに1000人の開発者を育成することが目標だったが、実際の数は1338人で、さらに増加を続けている。9月に米ニューヨークで開催したテゾス初となる国際カンファレンスに450人を超える人々が集まったことからも、拡大していることは明らかだ」と説明している。
さらに、2020年には様々なチームがテゾスに関連したプロダクトをローンチする予定であることも明かした。
参考:公式