- マーク・ザッカーバーグ氏、リブラについて語る
- フェイスブックのCEOで創設者でもあるマーク・ザッカーバーグ氏が、自社が支援する仮想通貨リブラについてコメント。改めてリブラ協会への参加企業数で100社を目指すと語った。
マーク・ザッカーバーグ氏、リブラ協会への参加を募る
フェイスブックのCEOで創設者でもあるマーク・ザッカーバーグ氏が、自社が支援する仮想通貨リブラについて公の場でコメントしたと、CNBCの投資番組・「Fast Money」がTwitterの公式アカウントで明らかにした。
Take a listen to what @facebook founder Mark Zuckerberg just said about the launch of the new Libra cryptocurrency $FB #Libracoin pic.twitter.com/2cEfp9f27v
— CNBC's Fast Money (@CNBCFastMoney) 2019年6月26日
ザッカーバーグ氏は以下のようにコメントしている。
金融システムの構築は、1つの企業だけで行うものではない。我々はその構築の一翼を担おうとしている。
しかし、リブラ協会は1つの独立した組織である。そして物事を決定する時の投票権は1票しかない。だから仮想通貨のリブラをローンチするまでには、協賛してくれる企業が100社になることを望んでいる。
現時点で確認できているリブラ協会への参加企業数は約30社だ。すでに決済大手のVisa、MastercardやPayPalなどの大企業が名を連ねているため、今後どのような企業が参加するかにも注目が集まっている。
リブラ協会へ参加するには、以下の3つのうち2つ以上の条件を満たす必要がある。
- 市場規模が10億ドル(約1100億円)以上、または顧客によるキャッシュフローが5億ドル(約550億円)以上であること
- 年間利用者が2000万人以上いること
- FortuneやS&Pなどの第三者機関から、その業界でトップ100以内の企業と認定されていること
上記の条件を2つ以上満たした上で、最低1000万ドル(約11億円)相当のリブラを投資のために購入しなくてはならない。決定権の投票は1000万ドルごとに1票与えられることになっている。