ビットコイン最高値更新ならず小幅下落、米議会「仮想通貨ウィーク」で重要法案採決へ

ビットコインは前日比-0.67%の117,767ドルで推移。機関投資家の資金流入は12週連続で10億3,000万ドルを記録し、運用資産残高は過去最高の1,880億ドルに達した。米7月14日からは米議会で「仮想通貨ウィーク」が開始され、市場構造法案とGENIUS法案の採決が予定されている。

ビットコイン高値圏で推移、取引所の流入・流出比率は3年ぶり低水準に

ビットコインは109,060ドルで小幅上昇。取引所流入・流出比率が0.9まで低下し、2023年弱気相場以来の最低水準を記録。昨年11月の米大統領選以降、約20万BTCが取引所から流出し、残高は280万BTCと7年ぶりの低水準となった。これは投資家の長期保有志向の強まりを示しており、短期投機から長期価値投資へのシフトが鮮明になっている。

ビットコイン週次レポート:1600万円台を窺う展開、トランプ減税法案通過で相場底堅く推移|bitbankアナリスト寄稿

今週のビットコイン(BTC)対円相場は1600万円を窺う底堅い展開。トランプ減税法案上院通過で1520万円台で下げ渋り、ADP雇用レポート下振れによる早期利下げ観測で1570万円台に回復した。bitbankアナリスト長谷川氏は下降チャネル突破も11万ドル乗せに苦戦と分析。