ビットコイン一時10万ドル割れ、イラン・ホルムズ海峡封鎖報道が影響|仮想NISHI
イラン国会がホルムズ海峡封鎖を承認したとの報道を受け、ビットコインが一時10万ドルの大台を割り込む急落を記録。原油価格高騰による景気後退懸念が仮想通貨市場を直撃した。デリバティブ市場ではショートポジション増加が目立つ一方、バックワーデーション発生で現物需要超過も確認。過去の地政学リスク時にはBTC価格上昇の傾向もあり、今後の制裁措置動向が市場の方向性を左右する重要なポイントとなっている。
イラン国会がホルムズ海峡封鎖を承認したとの報道を受け、ビットコインが一時10万ドルの大台を割り込む急落を記録。原油価格高騰による景気後退懸念が仮想通貨市場を直撃した。デリバティブ市場ではショートポジション増加が目立つ一方、バックワーデーション発生で現物需要超過も確認。過去の地政学リスク時にはBTC価格上昇の傾向もあり、今後の制裁措置動向が市場の方向性を左右する重要なポイントとなっている。
クリプトクアントが6月19日にビットコイン需要分析を発表。現物需要は成長継続も拡大ペースが減速し、クジラとETFの購入が半減。サポートラインは9万2000ドルと分析。
ビットコインは前日比+0.2%の104,560ドルで推移。中東情勢の緊迫化とFRBの高金利継続姿勢が重石となる中、現物市場では売り圧力が優勢に。一方でビットコインETFには5日連続で13.9億ドルが流入し、機関投資家の中・長期的な買い姿勢は堅調だ。