米中貿易摩擦のリスクが顕在化、仮想通貨市場は様子見基調
仮想通貨取引所市場は米中貿易摩擦への警戒感から下落し、ビットコインは97,100ドルまで後退した。一方、100億ドル規模の強制清算が発生する中、ブラックロックは2.7億ドル相当のイーサリアムを追加購入。ホワイトハウスは仮想通貨政策の柔軟化を示唆する。
仮想通貨取引所市場は米中貿易摩擦への警戒感から下落し、ビットコインは97,100ドルまで後退した。一方、100億ドル規模の強制清算が発生する中、ブラックロックは2.7億ドル相当のイーサリアムを追加購入。ホワイトハウスは仮想通貨政策の柔軟化を示唆する。
仮想通貨市場は再び反落し、一時80万円の下落を記録した。背景には、トランプ米政権が4日、中国からの輸入品に対し10%の追加関税を発動し、中国もこれに応戦する形で、同日、米国からの輸入品である原油や石炭などに追加関税を課すと発表したことが挙げられる。
米トランプ関税を巡る首脳会談で緊張が和らぎ仮想通貨市場が急反発。ビットコインをはじめ、XRP(リップル)、イーサリアム(ETH)、ドージコインが大幅上昇した。政府系ファンド設立の動向も注目される中、5日に仮想通貨特命官が重要会見に臨むことも材料視されている。