BitMEX、仮想通貨リップルの「XRP/USD」クォントスワップ取り扱いを発表

最大手仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXは23日、アップサイド・ダウンサイド契約(UP/DOWN)の廃止と、XRP/USDクォントスワップの新規取り扱い開始を発表した。

31日21時に予定される、アップサイド・ダウンサイド契約(XBT7D_U105、XBT7D_D95)の廃止は、ユーザー向けサービス及びユーザーエクスペリエンス(UX)改善策の一環としている。

XRP/USDスワップを追加

オプション取引の「XRP/USD」クォントスワップは、2月5日(水)に新規取り扱い開始予定で、詳細は24日(金)にテストネットで公開されるという。

スワップとは、通貨を対象とするデリバティブ(金融派生商品)取引のひとつで、異なる通貨間で将来の金利と元本を交換することで金利差調整分を得るもの。将来の金利変動リスクを管理する手法。

外国為替証拠金取引(FX)のスワップでは、トルコリラなど新興国通貨などの金利の高い通貨を、日本円で買うという選択肢が一般的とされる。