米CPI予想上回るもビットコイン9.7万ドルと底堅い展開 機関投資家の需要継続

1月の米CPIが予想上振れも、ビットコインは乱高下しつつ9.7万ドル台を維持した。コインベースプレミアムのプラス転換や、イーサリアム(ETH)の大規模な取引所流出など機関投資家の強い需要継続。一方で、州レベルでのビットコイン準備金構想が広がり、最大230億ドル規模の新規需要も。

追加のトランプ関税で仮想通貨市場に下押し圧力、警戒感広がる

トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウムへの25%関税方針を受け、市場は警戒感を強める。インフレ圧力への懸念からFRBの金融緩和転換が遅れる可能性も。Fear & Greed指数は43まで低下し、「恐怖」圏内で推移。来週の米CPI発表とパウエルFRB議長の議会証言が焦点に。