トランプ就任演説「ビットコイン」への言及なしで失望売り、TRUMPやMELANIAは思惑先行の乱高下
暗号資産(仮想通貨)相場はトランプ大統領就任演説で暗号資産への言及はなく、失望売りが先行した。とはいえ、SECゲンスラー委員長が辞任するなど規制緩和期待は継続する。上場投資商品への資金流入は過去最大の22億ドルを記録し、運用資産総額も1,710億ドルと過去最高を更新した。
暗号資産(仮想通貨)相場はトランプ大統領就任演説で暗号資産への言及はなく、失望売りが先行した。とはいえ、SECゲンスラー委員長が辞任するなど規制緩和期待は継続する。上場投資商品への資金流入は過去最大の22億ドルを記録し、運用資産総額も1,710億ドルと過去最高を更新した。
トランプ次期大統領の就任式を控え、公式ミームコイン「TRUMP」とメラニア夫人の「MELANIA」が相次いでローンチされ、高騰した。TRUMPトークンはソラナのDEX取引量を押し上げる一方、トランプ陣営のWorld Libertyは大量のイーサリアム購入を実施した。
ビットコインが10万ドルを上回って推移する中、トランプ次期政権の仮想通貨業界への前向きな姿勢が好感されている。XRP(リップル)はドル建て最高値の3.4ドル台まで続伸し、予測市場では2025年のETF承認確率が70%に急上昇した。JPモルガンはソラナとXRP ETFの資金流入予測も示している。